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3章「サイト管理」
サイト・セッティング・セクション
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サイト管理(Site Management)のサイト・セッティング(Site Settings)セクションで、、サイトのドメインネームおよびIPアドレス、サイトのディスク容量制限、各サイトの電子メール関連、サイト上のユーザ数の制限を確認、ウェブアクセス統計の生成される周期の設定ができます。 さらにシェル・アカウント、サーバ・サイド・インクルードおよびフロントページサーバextensions、CGIへのアクセスの設定をおこなうことができます、サーバ管理者によりCGIの利用が許可されると、すべてのサイトユーザに対してCGIを許可するか許可しないかを設定することができます。
サイト設定の修正はサーバ管理者のみ行うことができます。サイト・セッティング(Site Settings)セクションはサイト管理者のための読み出し専用のステータス・ページです。
電子メール機能が選択されている場合、そのサイト上のユーザは、ユーザー名@domain.comを使用して、メールの機能を使うことができます。例えば、サイトのhostnameがhome.abc.comである場合、ユーザは、ユーザー名@home.abc.comとユーザー名@abc.comの両方に出されたメールを受け取ることができます。 |
FTPセッティング・セクション
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管理者は、サイト用のアノニマスFTPサーバの許可、アップロードの許可、またファイルサイズの制限の設定を行うことができ、同時アクセスユーザ数を制限することができます。これにより、パスワードのないユーザがFTPによってファイルをダウンロードしたりアップロードすることを設定されたディスク容量の限界まで、可能にします。
サーバ管理者だけがFTPセッティングを修正することができます。FTPセッティング(FTP Settings)セクションはサーバ管理者でないサイト管理者のための読み出し専用のステータス・ページです。
サイトのFTP設定を変更するためには、サイト管理(Site Management)スクリーン上のFTPセッティング(FTP Settings)をクリックし、必要な項目を入力し、Save Changeをクリックして変更を保存します。
アノニマスFTPによってファイルをダウンロードするためには、ユーザー名guestまたはanonymousにてサイトにログオンします。パスワードを入力する必要はありません。ログオンすると、ディレクトリー/home/sites/sitename/ftpにログインします。サイト管理者は、FTPクライアント・ソフトウエアあるいはウェブ・ブラウザによってダウンロードするためのファイルをここにおいてください。
サイト管理者はFTPセッションに/ftpとしてアノニマスFTPディレクトリーに直接アクセスすることができます。
FTPアップロードのために設定されたサイズ限界はFTPアップロードに分配された量の合計のディスク・スペースです。この数が0にセットされる場合、ゲストはFTPサイトへアップロードすることができません。 |
ディスク使用管理セクション
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サイト管理(Site Management)のこのセクションでは、どれだけのディスク・スペースがサイトおよびそのユーザによって使用されているかをモニターすることができます、 |
ウェブアクセス統計のセクション
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ウェブアクセス統計のセクションは、サイトのウェブログファイルをダウンロードするかダウンロードされた最後のレポートを見ることを可能にします。ログファイルをダウンロードするためには、サイト管理(Site Management)のウェブの使用法のセクションに行って、次に、ダウンロードログファイル(Download Log File)をクリックしてください。
サイト・ウェブ・アクセスログファイルは、/home/sites/<sitename>/logs/accessに収められています。
サイト管理者はFTPセッションで/logs/access でサイト・ウェブ・アクセスログにアクセスすることができます。 |
バックアップ・セクション
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サイト管理者として、異なるタイプのバックアップを実行することができます。 RaQ2上のデータをバックアップするためには、以下のステップに従ってください:
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1:サイト管理者(Site Managementのバックアップ・ボタンをクリックし、データのバックアップの中で、バックアップのタイプを選択します。
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サイトのWeb・FTPデータ、ユーザのファイルおよび電子メール
ユーザーのファイルと電子メールおよびサイトのWebページ、FTPのデータをすべてバックアップします。
ユーザーのファイルと電子メール
これは、ユーザーのファイルおよび電子メールをバックアップします。 |
2:すべてのファイルあるいは、ある時間枠の内で変更されたファイルをすべてバックアップするためには、「過去どれだけの期間に変更されたファイルをバックアップするか?」のプルダウンメニューからを選んでください。すべてのファイル、31日、14日、7日、2日、あるいは1日前の期間を選ぶことができます。
3:スタート・バックアップ(Start Backup)をクリックします。
4:バックアップ・データを格納するパソコン上のパスおよびファイル名を割り当てて、次にSAVEをクリックします。
5:ファイルの転送には数秒から数分かかります。ファイルの転送を中断しないでください。転送が失敗した場合には、パソコン上のバックアップファイルを削除して、再度転送してください。そうでなければ、そのファイルをリストアしようとしたときに、データをおかしくする可能性があります。 |
警告:インターネット・エクスプローラー3.0を使用して、バックアップを行うことはできますが、リストアを行うことはできません。ブラウザーをアップグレードするか、あるいは最新のブラウザーを使用してバックアップしてください。
バックアップのスケジューリング
自動的にバックアップを行うことが可能です。マニュアルでバックアップを行う手間が省けます。
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1:管理者サイト(Administrator Site)/メンテナンススクリーンの一番上のBuckupボタンをクリックします。
2:Scheduled Backupをクリックします。
3:「データのバックアップ」で、前のセクション中のステップ2に記述されているようにバックアップのタイプを選択します。
4:すべてのファイルあるいはある期間に変更されたファイルをバックアップするかは「過去どれだけの期間に変更されたファイルをバックアップするか?」のプルダウンメニューからを選んでください。
5:自動バックアップの周期を選びます。
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● 毎日 午前1時
● 毎週 日曜夜午前1時
● 毎月1日の 午前1時 |
6:バックアップ方法を選びます。
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● FTPサーバ:バックアップファイルを置くFTPサーバ
● NFS:バックアップファイルを置くNFS |
7:バックアップ・データの保存する位置を指定します。指定する位置は、ステップ6で選択したバックアップ方法に依存します。ここで入ることができる位置の説明に関しては、下記のBackupファイル位置を参照してください。
8:Save Changesをクリックします。 |
バックアップ・ファイルの位置
A.FTPサーバのバックアップ:
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username@ftp.server.comと記述すると、ユーザー名でログインした指定のサーバのディレクトリに保存します。 |
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ftp.server.com/income/ 、と入力するとftp.server.comのincomingディレクトリにバックアップファイルを保存します。 |
B.アノニマスFTPバックアップ:
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書き込みアクセスを持つアノニマスFTPのサーバ名とディレクトリー名を入力してください。一般に /incoming/ ディレクトリーです。 |
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username@ftp.server.com/path/to/buckups/ と記述するとユーザー名でログインし、サーバの指定するパスのディレクトリバックアップファイルを入れる保存します。 |
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PasswordフィールドはアノニマスFTPの場合には空欄にしてください。 |
C.NFSサーバ(NFS Server)バックアップ:
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サーバがNFSサーバで、NFSのマウントボリュームがshareである場合、server:/shareと入力してください。このディレクトリーに対して書き込み権限を持っていなければなりません。 |
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Passwordは、NFSサーバ・バックアップでは無視されます。 |
すべての予定された(All Scheduled)バックアップ:
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バックアップ・アーカイブを保持するためにバックアップ先のディスクに十分なディスク・スペースがあることを確かめてください。そうしないと正しくバックアップが行われなくなります。 |
リストア
RaQ2のデータのリストアは単純に行えます。バックアップファイルのあるマシンからリストアを行います(ユーザは自分の個人のディレクトリーを回復することができます)。
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リストア:
1:管理者サイト(Administrator Site)の左側のメンテナンス・ボタンをクリックします。
2:スクリーンの一番上のサービス・ボタンをクリックします。
3:バックアップファイルのパスおよびファイル名を入力するか、あるいは参照ボタンをクリックし、リストアするファイルを選択します。ネットスケープ4.xあるいはインターネット・エクスプローラー4.x以上を使用しているにもかかわらず、ファイルがリストに表示されない場合には、ファイルの種類をすべてのファイルにしてください。
4:リストアするファイルを選びます。
5:Restore A Buckup Fileをクリックしてください。
6:Update Listをクリックします。 |
注:大きなバックアップ・アーカイブのリストアを行うとブラウザはタイムアウトを起こす場合があります。AdministratorのホームディレクトリーへFTPにより".RaQ"アーカイブファイルをアップロードし、それをリストアすることができます。
マイクロソフトインターネット・エクスプローラー(Microsoft Internet Explorer)バージョン3ではアーカイブのリストアはできません。 データーを悪くする可能性がありますので、最新のブラウザーを使用してください。回復するプロセスが中断される場合、再度やり直してください。ユーザ・ホームディレクトリーあるいはグループ・ホームディレクトリーを回復するためには、ユーザあるいはグループが存在していることを確かめてください。
データがリストアされると、RaQ2およびその対応する部分(グループ、ユーザ、電子メール)はバックアップを行った時点のデータに戻ります。
警告:最新のバックアップデータ以外からのリストアを行うと、それ以後に変更されたデータは上書きされてしまいます。 |
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サーバ管理者は、サイト管理(Site Management)スクリーン上のサーバ管理(Server Management)のクリックによりサーバ管理(Server Management)スクリーンに戻ることができます。 |
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RaQ2のウェブ・ページの公開についての情報に関しては、4章の「FTPによるウェブページのアップロード」、「フロントページを使用したウェブページの作成」をご覧ください。 |
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